たくさんの拍手と握手を贈りたいの!

cat-work2302016-09-02

わたしは、いま眺めてる。

過去のわたし達を。
かつての、みんなに、私に、KEIさんに。

なんだか…たくさんの拍手を贈りたくなってくる。

『もうあの時は、ただ、見返りなんてもうどうでもよくて。

ただ、

君が…最後にみんなの声、聞きたいんじゃないかって。

なのに、やせ我慢して、無理してるんじゃないかって…
なんか、そんな気がしてならなかったから。

また頭から角出して怒られるだろうし〜。笑われるだろうなって予想はついたんだけど。

なんだかもう、撮ってテープ持っていかないでは、おれなかったんだよお。

まさか、その後で。

通帳の数字0なのに、

ヤッパリ、俺と結婚してくれん?

なんて、思わず言っちゃうなんてことになるなんて…。

自分でも、自分でも、全然、思ってなんかなかったんだよぉ〜!

悪かったよ。
悪かったですね。
いろんな事情

なんにも
なんにも
な〜んにも

知らなくって!
知らないのに
嫁にもらって

話してもらっても、あまりにも想像をはるかに超えてて

俺には
まったくよくわかんなくて。

ま、いいか〜って気楽に考えてたら

結婚してからも子ども生まれてからも

キミの地雷を
踏んづけてまわって
満身創痍の
傷痕、

そうとも気付かず
何かにつけて
裂いてまわってました。

あぁ、あぁ!
もうホントに
ダメなやつです、
済みませんでしたねっ!

だけど、いっとく〜。

俺だったから
まだ耐えれたんだと思います〜。
他のやつには
絶対、絶対耐えれんわ〜い。』

ホント。
笑っちゃう

そうだね。

何度か、壊れちゃったわたしの横にいるの…

大変だったよね。

なんだろう。
みんな、みんなつながってる。
みんな、みんなちょっとずつ

わたしも含めて
なんだか、なかなかいい感じに
ちゃんと育てられて来てたんだなって…思うんだ。

書きたい出来事忘れられない、あのひと、このひとの言葉は
まだまだ、ある。
その一瞬の

ひとの体温。
風の匂いまで
わたしの頭の中には、

実は、その写しが、まだそのまま残ってる。

たくさんの
拍手を贈りたい。
かつてのわたし達に。

そうして
そんな風に、わたし達を育ててくれた人達にも…。

テレビや映画や絵本に本に図鑑。漫画に週刊誌etcたち。

きっと
いろんなものの影響をあっちこっちから受けて
そこから何かしらを吸収して

わたし達は
育ってあそこにたってた。

みんなに出会ったばかりの日記は言う。

生徒会室では、わたししょっちゅう、あのひとこのひと。み〜んなに、
こんなふうに聞かれてしまう。
『なぁ。なぁ〜、これこれのことやけど…。君は、どう思う?なんか、意見ない?』

…え? 自分がわたしが、

いま何かをどう思ってるかなんてこと…が。

問題になるの?話題になるの?そんなこと
言っていいの〜?!

え〜と
え〜と。

わたし、ホントは何をどうだって思っているんだっけ?

学校行事と授業以外では、まず聞かれたことなかったからかな、

とっさには答えられない!

え〜い、ここでいじけるな〜。
いじけるんじゃない、

うつむくな、わたし〜!