先輩の『謎』を追え!

そう。生徒会室で

広報『みのむしの詩』の編集人となり、同い年のはずなのに、どう見てもかっちゃんよりは、2〜3年よりも〜っと先輩みたいな、

自称「さすらいの編集長」のM下さんから次の編集長、つまり生徒会広報のパートチーフを正式に任されて、

わたしの日記には、どんどん、どんどん姉や母やとんちゃん以外のひとの名前が書き込まれ、増え始めた。

その日記の中の呼称が顕著にムザンになってゆくのがM脇くんなら、『え〜とさ、そ、そんなに崇めたてまつらなくても…、いいんじゃないの?!』な扱いをされているひともいる。

例の、おんなのこ達に調査を依頼された『M下先輩』その人自身だ。

ちょっとその、放課後の女の子達のおしゃべりをのぞいてみようか?