インタビューのあとに… 。 タイトル、現在未定。
いやいや。おんなのこ達の群れがドドッと現れたり、2006年の先輩が出てきちゃったり。
なんだか懐かしいですね〜。
でも、かっちゃん。
お話が逸れてきてはいませんか?
たしか、この章の始まりに
書いていたはず。
堂々、未来は無事に旦那様となる身の上だというのに
あのクソ迷惑なひと、だの例のM氏がだのと、日記の上で容赦なく書かれ放題のM脇くんとは正反対に『そ、そんなに崇めたてまつらなくっても…』なのは
M下先輩だった…と。
どうもそれが、この章でのテーマ…みたいなんだけど。大丈夫?
というか…
修学旅行での衝撃の真実に
感心感服なんかしちゃって
かっちゃんも、
ついには先輩のファンクラブの中のひとりになっちゃったのでは?!
みなさん、
気になりませんか?
M脇も、じつはなんと!なんとこんなにまで月日のたった
ついこの最近まで、気にしていたのだということが判明いたしました〜。
でも、残念でした〜。
違います。
わたしの胸には、じつはその時
母によってきつく封印された
大事な思い出があったのでした。
その証拠に、
高校2年生の
1980年の8月から1981年のお正月までのかっちゃんの日記を、
ダイジェスト版ですが
ちょっとのぞいてみましょう。
・8月◎日
・〇月★日
・〇月◆日
・文化祭準備中?にきいたこと
・修学旅行
・修学旅行も済んで校内が落ち着きはじめたころ、教えられた、
どひゃあ〜な、真実?
…タバコすぱすぱ麻雀してたってべつにいいや。先輩はえらい。誰にも気付かせずたったひとりで内心を隠して顔で笑ってこころで泣いて?ひとりで背負って歩いてたんだからさ。それって、そういうのこそ、いっちょまえのおとこだねぇっていうんじゃないかな。なんかすごいや。ちぇ、かなわね〜な!
だけどさあ、男ってさあ。。。。モテてもモテなくてもさぁ、なんか、やっぱりつらいもンなんだね?。よくわかんないや。
わたしなら言っちゃうな。
ごめん。すまん。
本当はいっしょに歩きたい人が
ぼくにも、いるんだ。
ほんとうにごめんな。
傷つけてしもうて、ごめん〜
勘弁してくれ〜って。
言っちゃうけどなあ。
そんで、本当に好きな男の子に
そうやって頭さげられたら
わたしなら、なんか笑って
うん、いいよって言っちゃうとおもう。
よく正直に打ち明けてくれたな。知らないで
好きなひとに苦しい想いさせるとこやったな。危なかったって
おもうと思うよ?。
男はつらいよってあの映画のあれって、本当なんだな〜。
あ、そうだ。
ところで渥美清さんて俳優のおじさんの、あの笑い方好きだ。I丹くんに似てるから!
I丹くんはコロンボのピーターフォークにも笑い方似てたし、モンキーズのミッキーにも似てたっけ。
たしかにね。
M下先輩はモテますよ。
だってモテないわけがない。
顔も身体つきもどちらかといえば美形だし(特に、最近は髪が伸びて髪型が坊主頭から 大人ヘアになって。またいい雰囲気なんだ、これが〜)陸上部でかけっこは速いし、ギターは弾けるし、そんでもって文化祭でくすのきのある中庭のステージで、さらっとひとりで弾き語りやっちゃうし、 それでいて、もったいぶったところないもん。最強じゃん。もぉ、福山雅治じゃん。
だけど。その先輩でも
わたしのI丹くんには
かなわない。
と思う。
他のみんなには悪いけど!
絶対絶対、わたしのI丹マサヒトくんのほうが 勝っているんじゃないかと思うよ。
頭脳じゃないの〜。
顔じゃないの〜。
運動神経じゃないの〜!
…もう、二度と会えないし
お手紙も書けないんだけどね。
でも、なんでかなぁ。
うちの家ってなんなんだろうなあ。お母さんは、なんでわたしの身体や気持ちや頭の中まで
自分の言う通りに
させなくちゃ気が済まないのかなぁ?
なんでそんなに
自分のやることに間違いはないなんて、自信があるんだろ。
わからないや。