・木造校舎のすみっこ…から謎を追えの(先輩からの返答に返答したもの)ラスト、締め。

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そうですねぇ、わたしはこの情報を某秘密機関より託されたわけなんですが。

本命からの申しこみがあったのに、先にしてしまった約束を優先して約束を守ったのだったらしい…だからファンクラブの解散は見直されそうだ…と聞いて、わたしには あ、あの時それで…と思いあたることがひとつありました。

・おなじ散策中、わたしの方は理学部のみんなの策略にみごとにひっかけられ、例のM脇くんとふたりで歩かされることになり、『なんて理不尽なんだー、勘弁してよーぶーぶーぶー』のふてくされ状態でしかたなーく歩いてました。そうしたら、向こうから みんなのあこがれの$#%さんと先輩が並んで歩いてこられるではないですかー。

・うわぁ、なんてお似合いな大人なカップル〜。いいなぁ〜。絵になってる〜!

・あ、でも、あの陽気なH君やヤンチャなY君が出発式の時から、むすーってしてたのは、多分このせいだっ、あーあーあ、知ーらないよーっと。きっと先輩の後ろには嫉妬の嵐だ。針の山だよ〜。

なんて思いながらすれちがったら、すれちがいざま、制帽をかぶせられたんだったか、頭の髪をくしゃくしゃっとされたんだったか、顔をのぞきこまれて『おう、お宅も大変じゃのー』

すれちがいざま、そうのたまわれて 去っていってしまわれまして。

はあ、わたし、そんなに外からみて嫌々なのがまるわかりなんかな、M脇くんに ちょっと悪かったかなあと 思い。そやけど彼女と歩いてるときに他の女の子に声かけたりしたらいかんでしよ。もててるからって、不用心やなー。先輩はもう。

とか思ってたもんで。 本命とは別のひとだったのだけれど云々、のはなしを聞いて、あ、あの時のあれはある意味、同じように不本意な散策だったから…

なんていうか
同病相憐れむというような、同情するぞ、お前も大変そうだなあ、って意味での言動だったのかー!と やっと『謎』が解けたんです。

・わたしとはちがって、結構たのしそうに歩いてらしてみえてたのになあ、すっごく、お似合いにみえてたのになあ、胸中じつは せつなかったんかなあ。M下さんと歩けて気持ちはワクワク、ドキドキだったろう、となりを歩く彼女のためにも、そんな風に演技してたんだろうか?

・男だねぇって、こういうことかも。

・みのむしの詩の仕事のうえでは感服してたし、落語の兄弟子じゃないけれど、会ったときに3年生かと勘違いしてしまった感覚がどうしてもぬけなくて、つい日記上ではM下先輩だの大御所だのと書いてしまうのだけれども、

男のひととしては、なんか調子のいいとこのある油断のならないひとだなあ、という位置から、好感度むちゃくちゃUP。

・いいじゃん、麻雀してたってタバコすってみてたってサ。M下さんはM下さんでいーじゃんか。

ねぇねぇ教えてお願いコールも止んだことだし、聞いてたことなんて忘れちゃえ。M下さんはいいやつだ、K宗くんも、そういってたもん。

ってことになったんでしたが〜。

・そんなこんなを聞いてですね、先輩は、いま何をどう思われていますか?!

・先輩が、たぶんご自身では何も意識していらっしゃらなかったでしょうに、なぜだか、高々時代から、わたしの人生の道の選択にいちいち 影響を及ぼすようなことばかりしてきて、唖然としたり、助かったり、ムチャクチャ腹立ったりもしてた 先輩や他の みんなの 名言集の ら列は また今度もう少し見やすい形にして、公表したいと思います。現在年代べつに、整理しているところで〜す。

以上 たばきつうこが
静岡県F市内より
東京の某新聞社・東京社屋内のM下先輩を取材しそこねて
お送りいたしました〜。


・ちなみに、先輩のハートをとらえていたという本命の彼女について。

わたしは残念ながら、だれからも何も知らされておりませんが、文系クラスで卓球部だったMさんなんか、お似合いなのになぁ〜って、わたしは勝手に思ってました。彼女はわたしの栗林小学校の6年の時のクラスメートで、その年の高々の文化祭にも、クラスのなかから例の大好きなIくんとも一緒に総勢16名で徒党を組んで、高校とやらを見学にきてたメンバーの中の一人だったんですよ〜。もう小学校のころから、すでになんというか、おとなっぽくて賢くて美人でいつもしゃきっとしてる人でした。そしてですね、先輩みたいに走るのもはやくってしゅっとしてて。それはそれは、素敵なひとでしたからね…!。