・ミスターfoxとミスターsheep (前回のつづきから)

cat-work2302015-09-29

(前回の…cちゃんの片思いが最高なのよ〜!説、および前世は双子説…につづくなり)。

さて、キツネさん対ひつじくん。

このふたり、わたしが見てるとはじめのころは、よく口喧嘩をしてました。

m:「…ん?。…k、ちょっと待ってくれ。

いま、お前、なんてゆうた?

悪いけどな、もういっぺんゆうてみてくれんか?。」

k:「おう、ええぞ。構わん。何遍でも、云うてやるわ。

ええか、そもそもやな、お前はな、口のききかたがなっとらんっちゅうとるんじゃ。

情っちゅうもんがない。機械かなんかとしゃべっとるんかっ
ちゅう気がするわ。

だいたい、お前はな
付属みたいな、実験場かなんかわからんようなとこで育ったのが、いかんのじゃ。
じゃけん、そんな簡単に、他人をスパスパ切りつけるような口をきくんじゃろが。

お前、いい加減、その口の、ききかたっちゅうやつを…。」

(ちょっと解説。…香川大学には付属の小学校と中学校が存在し、

公立の小・中学とはレベルの格段にちがうハイテクで…お金のかかった特別な教育をほどこされていると…、巷ではいわれておりました。

m本君はそこ出身!)
m:「…ちょっと待てや。お前がおれの口のききかたが気に食わん…そこまでは、構わん。なんとでも言うてくれ!。

俺はそんなん屁とも思わん。

じゃけどじゃわ、

その後お前なんちゅうた?

俺の口のききかたが気に食わん、その文句に、俺の出身まで
持ち出して、けなす必要がどこにある?!

付属出には付属出なりに、育ったなりの恩義も思いもそこにある。

いま、踏んだらいかんものを踏みつけたんは、お前のほうじゃ。

実験場のネズミ扱いされて、

黙っておれるか、
ちょっと顔かせ!」

「……おう、ええぞ、受けてたったるわ。」

カバンをひっさらって
部屋をでてゆく
ふたりの足音。

生徒会室の引き戸、ガラガラッ。ピシャ

「…と、とんちゃん。あのふたり。とめなくていいの?

まさか、殴り合いしたり…なんてこと…。」

「まさか〜、
しばらくしたら、肩どつきあいしながらよう、帰ってきてるよ〜。かまわん、かまわん、放っとき。

あなんして、男の子らは仲良うなるもんなん。いちいち、かまっとったら

時間がいくらあっても足らんわ〜。」

とんちゃんは、まるで学校での、みんなのお母さんみたいだな…、と思ったこと
思い出します……まあ、そんな具合でした。

そのうち、ふたりして、喫茶店で、向こうの席の工芸高校生のこちらに向ける目つきとかが気に入らんってゆうて

やめようよって止めたのに
文句言いにいって、

「なんかわからんけど、知り合いになったわ〜!今度遊びに来いってさぁ〜。」

って意気揚々と席に帰ってきたりしてたよ。

なんのきっかけで
そんな話になったのだか、

「もしも、ひとりでいるときに、

大きな綺麗な虹がそらいっぱいにかかっているのを

見つけたら…、

お前なら
どうする?
どう思う?」

という話になったとき、

「うわあ、こんなすごいもん、いま、見てるのは、きっと俺だけやぞ。ラッキー!」
っておもうやろな…

と言ったのは、
k君で。

彼はいまでは国際経済学の大学教授。

「うわあ、こんなええもん、きれいな虹を

俺ひとりで見とるなんて絶対もったいない〜。

どないして、みんなに見せてやろう?

だれか、見とるやつほかに居らんか?」

って俺は思うやろなぁ…。

といったm本くんは、お父さんの会社を継いで、社員の生活をみごと率いる社長さん。

まるで予想と正反対、
聞いてみないとわからないものだなぁと、その時は思ったけれど。

ほらね、やっぱり
なんとかは二葉より
なんらかの片鱗をみせているもの。

さて、このふたりの
それぞれの「支持者」の女の子たちが、「どっちのほうが、かっこいい」かを論争したら、どうなだったか…について。
書くべきかどうか。 ただいま、まだまだ考え中です。

今日はおしまい。

また、今度。