自分のせいだって、思ってたこと、いっぱいあったな…。

cat-work2302016-08-20

どうか心配しないでね。

わたしのなにがどこが
どんなにお馬鹿さんだったか。
いまでは、もうちゃんとわかっていますから。

度を過ぎた自責の念…そうでなくても自責の念っていうのは…
ひとを毒するの。

ホントは厳密には自分のせいじゃないことまで
自分のせいだと思って…習慣的に自分を苦しめて追い詰めてしまう。

そんなひとがいるの。

その向こうには
自分の気に入らないことを。
だれかのせいにして、気を晴らして…起きている問題を決して正面からは見ず。
本気で
解決しようなんて、してない在る意味『卑怯ないやな』ひと達が隠れて居るの。

わたしが子どもの時に
そうだと思い込んでしまったこと…。

外すのには
ホントに時間がかなりかかってしまったです。

参考記録。これからの自戒のために。

誰にもこんな思いをさせたくないから。

こんな思い込みの重いクサリを外せたのは

出会ったたくさんの優しい強い健やかなひとたちが、

生徒会室の
みんなが

わたしが『わたしはこうなのだ』と思い込んでいたのとは

全然ちがうわたしを…見い出して知り合いでいつづけてくれたからだ…。

ありがとね!

こころから感謝をのべたいです。

?? ??? ?
お父さんが今日も不機嫌になって…

お母さんが
キィキィ、言って鬼みたいな顔になって、お口を曲げてにらんでて…

お姉ちゃんが
うんざりしてシラケちゃってるのは、

わたしの食事のときのお行儀が今日もダメでトロイせい。

お母さんが
お父さんと
お別れしたかったのに
出来なかったのは

子どもがお姉ちゃんひとりじゃなく、
わたしまでが生まれちゃって、子どもがふたりもいては、お父さんなしには、とても生活出来そうになかったから。

お父さんが
不機嫌なのは

望まれていた
男の子じゃなくて、

女の子のわたしなんかが、

しかも、伯父さんちの男の子たちより、すっごく不細工な顔かたちで、生まれちゃったせい。

お姉ちゃんは不機嫌。

お姉ちゃんの読んでた理科の教科書をよこで聞いてて

…いきをするときつかうのが『はい』で、けつえきをおくるのが『しんぞう』。

…だって
お姉ちゃんより先に暗記しちゃったから。

ピアノのせんせいも、お習字の岡林せんせいも
練習を忘れずにして、なんでもちゃんと
すぐ出来るようになるお姉ちゃんより

うそみたいに
出来の悪いわたしに、かかりきりになっちゃうから。

お父さんは不機嫌。
潔癖症で消毒アルコールなしには、居たくないのに、

わたしが平気で野良いぬや野良ネコと話して、
自分が見えないとこでは、きっと絶対そいつらにさわっているにちがいないのに、

自分に馴れ馴れしく甘えてこようなんて、するから。


…帰りたい。
…帰りたい。
…帰りたい。


わたしに、
『汚い』…だなんて。
わたしに
『お前は汚いからこっちに来るな、あっちにいってろ!』…だ、なんて

言わないひとたちの所へ。

『あんた、調子にのり過ぎなのよ。ホントに、バカなんじゃないの?』

なんて

『わたしの先生、またあんたが、勝手にひとり締めするのね?
ドロボー!。』
だなんて
いわれない所へ…。

あたたかい背中。あたたかいお膝。

アタマを背中をなでてくれる手。
鶏が鳴いて歩いているお庭。

菜の花、レンゲにタンポポ、スミレ。


帰れない。
帰れない。
帰れない。

ホントはあそこのうちの子じゃない、わたし。

わたしが悪い
わたしが悪い
わたしが悪いの
全部、わたしが。

わたしがわたしでなかったら

わたしが生まれてきたりしなかったなら

みんなこんなに意地悪な

鬼さんみたいにならずに済んだ。
イライラ
プンプン
しなかった。


ゴメンナサイ。ゴメンナサイ。
男の子でなくてゴメンナサイ。
犬ネコ好きで ゴメンナサイ。
宿題忘れて
ゴメンナサイ。
文字のうったてちゃんとできない、ゴメンナサイ。

夕食までには帰宅の約束
うっかり
わすれてゴメンナサイ。

生まれてきたのが、いけなかったの。ゴメンナサイ。

ごめんね。ごめんね。

ああ、ごめんなさい…!。